マイセン 1790年頃 金彩透かしと忘れな草のボーダー花絵 デザートプレート

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●製作年:1780-90年頃(マルコリーニ期)●素材:硬質磁器●サイズW:24cmH:3cm※縁取り金彩スレあり参考価格:¥268,000初出のオリジナル作品を垣間見れるのは、市場でも難しく、美術館を巡らないと見られないこともしばしばです。後に1世紀以上経てからの19世紀末、牽いては20世紀のマイセンやKPMの同タイプの作品はアンティーク市場で稀に見かけます。前に普段使いに購入する行きつけの洋食器店で20世紀初頭のアンティーク展をやっており同じタイプの作品を見かけましたが…今回のようなオリジナル作品と比べるとやはり、いや相当レベルは劣ってしまうように、私は見えてしまうのです。この場合の私が言うレベル、は絵が素晴らしい、白磁が素晴らしい、という点の話ではありません。18世紀末の環境とボタン剣時代の、時間にも心にも余裕があって、手ぐすねを引いて顧客を待っているような百戦錬磨の洗練された環境、それを超えたアールヌーボー期とを比べたら、それはもちろん、大多数の方が後者の出来が素晴らしいというでしょう。現にマルコリーニ期の絵は好きではないという人もいます。バラと忘れな草は屈指の不動のペアです。複雑な筆線を駆使する花のブーケはアカデミズム期からの延長線上ですが、ボーダーの非常に細かい装飾、ご覧ください。数えきれないほどの金彩の粒とその合間を縫う様にして描かれる忘れな草…セーブルの様式をマイセン風に解釈した素晴らしいアレンジです。そして、光を当てた際に他の装飾を引き立てるリボンの浮き上がりのボーダーにもセンスがあふれています。何が凄いか。当時は生き残る為必死であり、しがみついて何としてでも存続させなければならないという、危機感がありました。明日にも閉窯するかもしれないその状況で、入ってくる注文に最大限の力を注いで完成させる…正にその切羽詰まった感じがこの”表情に”出ている気がするのです。縁取り金彩のスレは多くありますが、マルコリーニ期故の致し方ない部分かと思います。過度に使用された形跡もなく、こう言った量産型ではない作品のコンディションとしてはかなりいい方だと思っています。この機会に是非ご検討ください。
カテゴリー:キッチン・日用品・その他>>>食器>>>皿
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